私が6歳の時に、兄が誕生日プレゼントとして飼い始めたインコ。
その子は家族としてではなく、あくまで兄の所有物として家に迎えられました。
そのため親は鳥籠をリビングに置くことを許さず、空調の効かない兄の部屋で飼うことになりました。
あるとても暑い夏の日、その子が熱中症で亡くなりました。兄が見つけた時には、頭から水飲み場の水を被って倒れていたそうです。
もう20年ほど前になりますが、当時のことは今でも鮮明に思い出します。あの子は一人きりで、とても怖くて苦しい思いをしたことでしょう。これは家族全員の罪。一生かけても赦されることとは思っておりません。
どうかこれを読んでくださった方々に、ペットを迎える時は、人間の養子を迎えることと同じ位の準備と覚悟が必要なこと、そして家族全員に同様の覚悟が必要である事を覚えていただけますように。そしてどうか、どうかあの子と同じような苦しみを味わう子が今後現れないことを祈ります。