懺悔したいとき

性悪の懺悔

私は小学生の頃どうしても合わない男の子がいました。
彼は体格がよく、声も大きい、オマケに煽ることが上手でした。
私はそんな彼には勝てない、そう思い精神攻撃に出ました。連絡帳の最後のページを破ってそこに
「ブタ デブ ブス」
と書きました。
さすがに死ね、とは書きませんでしたが。
それを4つに折って、当時問題児だったため教卓の隣にあった彼の机の上に置きました。幸い(?)にも私は何気なく置き、誰にも気づかれなかった、と思います。
そしてそれがバレると担任の女性が
「こんなことをする方が性格ブスだよ」
などと言っていました。それは全く響きませんでした。今でも覚えていますがそれにはあまり心は動きません。
ただただ、バレないか、ということだけが頭にあって、今回のことを班で話し合おうとなったときにも
「私じゃないよ、私じゃないからね?」
と言いまくっていて、今思えば相当怪しかったでしょう。
それからその連絡帳の端切れと合致する連絡帳を探し始めたりし始め、本当に冷や汗が止まりませんでした。
その後その男の子とは別の中学校へ進学しましたが、彼は不登校のようです。
まあ彼の性格自体難アリなのでそれはあまり驚きませんが。
しかし私は本当に、とんでもないことをしでかしたと後悔しています。
イジメもいい所、こうして懺悔し、少しはマシな人生を送れるようにしたいです。

2022年1月1日

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